801系 淡路・湾岸線

●諸元
形式 クモハ801・クハ800・サハ801
編成 3両編成
営業最高速度 120km/h
設計最高速度 120km/h
起動加速度 2.8km/h/s
減速度 3.9km/h/s(常用最大)
          3.9km/h/s(非常)
編成定員 1197名
最大寸法 長さ 20000mm
             幅 2950mm
             高さ 4085mm
車体材質 軽量ステンレス
主電動機 全密閉かご形三相誘導電動機
駆動装置 WNドライブ
制御装置 フルSiC-VVVFインバータ
台車 ボルスタレス台車
制動装置 電気指令式
保安装置 ATS-Sw・ATS-P
●配置区所
淡路総合車両所洲本支所
●運用範囲
本四淡路線(須磨ー鳴門)
東条線(新神戸ー名谷)
湾岸線(舞洲ー神戸中突堤)
臨港線(大正ー舞洲)
鳴門線(池谷ー鳴門)
高徳線(徳島ー池谷)

2017年、淡路線において徳島まで直通する特別快速の運行を開始することから製造された。
淡路線開業時から徳島方面への直通列車は運行してきたが、鳴門線が非電化となる為に気動車で運行してきた。しかし、この列車は急行列車として運行してきた為、料金不要で乗車できる普通列車が存在しなかった。そこで、料金不要の快速を設定することで、サービス向上を図ることにした。
しかし、ここでこれまで通り気動車を投入すると、ダイヤに支障が出る可能性が出てきた。特に神戸の都心部ではダイヤが過密となってる為、ここに気動車列車を設定するのは困難であった。又、気動車は基本的にローカル向けや中長距離向けである為、車内の設備が混雑路線には不向きであった。そこで、可部・今福線に投入した蓄電池電車801系を淡路線にも投入することで、非電化区間や混雑路線にも対応することにした。
淡路線に投入した801系は改良が加えられた。可部線に投入した801系はVVVFインバータ装置の素子にIGBTが使用されていたが、淡路線の801系に関しては323系と同じSiC素子となり、VVVFインバータ装置も全密閉型となった。又、可部線の801系はクモハ801+クハ800の2両編成であったが、淡路線ではクモハ801+サハ801+クハ800の3両編成とされた。このように細部が異なる為、100番台に区分されている。
2017年3月から営業運転を開始した。この時は3両編成12本が製造され、特別快速の運用のみに使用された。
その後、増備が進められ、2017年10月までに更に3両編成40本が製造され、合計3両編成52本となった。ここまで大量増備されたのは、洲本以南の3両編成の普通運用の置き換えと、他社線直通列車の6両編成化によるもので、これにより運行範囲も湾岸線・臨港線や東条線にも広がった。
2017年の11月からは、組成を3両編成から4両編成+2両編成への組み換えが始まった。これは、東条線で運行する場合、鍛冶屋線方面へ乗り入れることができるようにするためである。具体的には、これまでのクモハ801+サハ801+クハ800の3両編成からサハ801を抜き、電装改造してモハ801とした上で別の3両編成に組み込み、クモハ801+サハ801+モハ801+クハ800の4両編成にするというものである。この組み換えにより、上り方に4両編成、下り方に2両編成と組成が固定されることから、4両編成のモハ801を女性専用車に設定し、他の321系や103系と同等の運用に就けるようにした。2018年3月のダイヤ改正では組成変更は完了する見込みであり、基本は6両編成で運行し、福良以南と東条湖以北は2両編成で運行する予定となっている。